「ごめん。
 やっぱり、俺が間違ってた。」

謝ると、エイトが不思議そうに俺を見る。
まったく、調子狂うんだよな……。
<1>
「結局、二択しかないよな。」

面倒くさいが、仕方ない。

「面倒くさいって、そんな言い方無いだろ!?」

……って、思考だけで、
まだ何にも言ってねえよ!!!!
思わずいきり立って抗議する。

「一々、俺の心を読むな!!!!」

すると、エイトの奴。
面白そうに笑って、
また問うてきた。

「いつものお返しだよ♪
 ところで、ククール。
 君のお兄さんを探しに行くのか、
 ゼシカに逢いに行くか、
 どっちにするの?」

……そうだよな。

どうしようか?

二択とは言ったものの、
実際には三択になってるし……。
 ■マルチェロ兄貴を捜してみよう!!
 ■ゼシカに逢いに行こうか……♪
 ■エイトとラブラブでもいいぞ?

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