「俺は、エイトとラブラブでもいいぞ?」

実際、マイエラ修道院の聖堂騎士団達も、
男同士で抱き合ってたし、
慣れてるしな。
<3>
「な、なな、何言ってんの!!?
 ククール、正気!?」

驚愕したエイトが、後退りしながら問う。
だが、男に二言は無いよな。

「エイト。
 お前は、女の子みたいに可愛いし、小柄だ。
 肉体も逞しいし、申し分ない!!」

キッパリ断言すると、
エイトの顔が引きつり、嫌々と首を横に振る。

「断固拒否するよ!!
 俺にはミーティアという、可愛い妻がいるんだ!!!!」

「黙ってたらバレ無いって♪」

「ふ、不倫みたいに言わないでよ!!
 大体、俺はノーマルなんだし。」

「赤信号。
 皆で渡れば怖くない!!」

勝ち誇った笑みを浮かべる俺と、
狼狽するエイト。

赤信号と言ったが、実際はブルーだしな♪

強制実行するか、
それとも引くか、
エイトをからかうだけってのも有りだ。
 ■やっぱり考え直す。
 ■からかうだけ。
 ■強引にエイトの腕を掴んで、引き寄せる。

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