やっと想いが通じたゼシカに逢いに行こうか……♪ | ||
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「やっぱり、そうなるよね。」 俺の決定に苦笑しながら、エイトが納得する。 「でも、それなら手ぶらで行くべきじゃ無いと思うんだけど。 どうかな?」 更に提案を投げかけられ、 流石(さすが)にこの都合の良い状況に、 気付かない俺では無かった。 「エイト。 お前、何を企んでいるんだ?」 白い目で睨むと、エイトはソッポを向き、 白々しい仕草を始める。 __はは〜〜ん。誰かと結託して決めたんだな? だが、その案に乗るのも悪くは無い。 言っておくが、この手のモノは得意だ。 「おお!! 確かにレディに逢うのに、手ぶらじゃ失礼だよな♪」 __場合によっちゃ、 それで据え膳を食えぬ事態にもなり兼ねない。 「……で、何を持っていくの?」 おいおい。 お前が、言い出した話じゃないか……!! 不思議そうに問われ、一瞬、唖然となったが、 苦笑すると、気を取り直し言ってやった。 「だからな? エイト。 女性ってのは……。」 さて、選択肢が二つ用意されているが、 一度決めたらBACKしないのが、男ってもんだろう? |
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■「『お菓子』を持っていくと喜ぶんだよ。」 ■「『あぶないビスチェ』を持っていくと、喜ぶんだよ。」 |
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