よし!! 俺の兄貴、マルチェロを捜しに行こう!! |
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「相変わらず、唐突だね……。」 呆れ果ててエイトが溜め息を漏らすが、 俺にとっちゃ大きなお世話だった。 「エイト。 お前は、国王の勉強で忙しいだろ? だから、1人で行く。」 「どうぞ、お好きなようにして下さい。 ただし……!!」 念を押すように、俺を睨みつけてエイトが厳しい言葉を告げる。 「トロデーン城の扉だけど。 サザンビーク城と一緒で、深夜は開いてないから、 門限はきちんと守ってよね!!」 おいおい。 ちょっと待て!! ……俺は、ガキか!? エイトは相変わらず不機嫌そうだし、どう答える? |
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■「分かりました。門限までに戻ります。」 ■「遠方まで行くのに、戻れる訳ないだろ!!」 |
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