「『あぶないビスチェ』を持っていくと、喜ぶんだよ。」
<3>
「だ、大丈夫?
 場合によっては殺されちゃうよ!?」

狼狽して、エイトが俺の腕を掴んで止める。

「でも、それで夜に反映したら、もうけもんだろ?」

「……。
 相変わらず、考えがいやらしいよ……。
 ヤンガスが、『破廉恥』と言うのも納得する。」

「エイトだって、普段から姫様とイチャイチャしてんだろ?」

「……!!
 そういう事、言う!!?
 確かに俺は、ミーティアと一緒に居たいけど、
 ククール達が、いっつも邪魔するんじゃないか!!」

いきり立って、突っかかってくる。
上から見下ろし、俺より低いエイトの頭を、片手で抑えた。
段々掌(てのひら)が熱くなっていく……!!

__……流石に、テンション上がり始めてるな……。

「落ち着け、落ち着けって!!
 大体、お土産を持っていくのは俺で、
 お前じゃないだろ!?」

「……そうだけど……。」

やっとテンションダウンし、普通に戻った。

正直、ゼシカに『あぶないビスチェ』を装備して欲しいが、
エッチな展開になるとは思えないし……。
せめて、接吻くらいさせて欲しいものだが……。
 ■『あぶないビスチェ』を持っていく。
 
 ■何も持っていかず、愛情表現♪

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