「『お菓子』を持っていくと喜ぶんだよ。」 | ||
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確かにソレが安全かもしれないが……。 ニコニコ顔で、エイトが包みを出す。 「ミーティアが作ってくれたんだ。 ただ、ちょっと作りすぎちゃったんで、 ゼシカにも分けようと思って。」 「それで、俺に『ゼシカに逢いに行け』と言ったんだな?」 「ご名答♪ じゃ、頼んだよ。」 上機嫌で踵を返すと、 近衛隊長としての任務を果す為、 エイトは去ってしまう。 しかし、だ……。 ひょっとすると城内の連中が、 『作りすぎ』の犠牲になっている可能性がある。 __ちょっと、どころじゃないだろ……。 意外と大きな包みに嘆息しながらも中を覗く。 開けて1つ摘むと、結構美味しい!! いいよな〜〜、エイトは。 姫様の料理が美味しくて……。 だが、俺としては、 宝石を持っていく方が、 ハニーに喜ばれると思うんだが……? どうしようか……。 |
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■お菓子をそのまま持っていく。 ■宝石を持っていく。 |
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