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__……。 ダーマ神殿の休憩室で、俺は目を覚ます。 俺のベッドの傍に、幼馴染ディートと大神官バサラがいた。 上体を起こすと、頭痛が襲ってきた。 どうもあの時に、魔法力を最大に使ってしまったらしい……。 「よくやったの。 たかがスライムとはいえ、馬鹿に出来ないものじゃろ?」 大神官は俺の頭を撫でながら、苦笑して言う。 「とにかく、初ミッション成功じゃ。 おめでとう。アクシズ。」 __……。 いったい、何処をどうやって壊滅させたのか、まるでさっぱり覚えていない。 「は、はあ……。」 俺は曖昧な返事をするしかなかった。 そして、ふと素朴に感じた疑問を投げかけてみることに……。 「仕事は選べるんですか?」 「それは、依頼の内容によるぞ。 選べる依頼もあれば、一度決定すれば覆せぬ依頼もある。」 「今回の依頼は?」 「ワシからの直接依頼じゃ。 最初からお主は選べなかったのじゃよ♪ ほっほっほっ。」 そう言って笑うダーマ神殿・大神官バサラ。 ……まったく、このオッサンには敵わない……。 ……とにかく、今後『スライム』ネタの依頼だけは避けよう……。 俺は項垂れつつも、そのことを固く決心していたのだった……。 |
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